母親じゃない？

3歳のLA−ちゃん。
かわいかったなあ、この頃。

生まれてからこの頃までは
仕事と子育ての両立に必死でした。

夕方。
仕事が一段落して休憩室に入ると
先客がいました。

上司と同僚の二人。

二人はどうやら子どもの話しをしているようでした。

上の子と下の子の性格が違うとか
片方だけ私立に入れるのはよくないとか・・・
性格が違う子どもたち、それぞれに合った対応をするのがとても大変だという話し。

コーヒーを入れ二人の話を聞くともなしに聞いていました。
すると上司がいきなり私に向ってこう言いました。

「子どもを一人だけ育てたからって母親だなんて思わないでね！」

・・・絶句。

もちろん冗談だってわかってます。
もう一人産みなさいっていう激励の意味だということもわかってます。

でも・・・グッサリ。

私は母親じゃないのかなあ。

その場では笑って済ませましたが
でもやっぱり心の中には言葉のナイフがグッサリ。

子どもは一人だけ。

そう決めたからには
周りからの「もう一人産め攻撃」や「不完全な機械扱い攻撃」も
笑って済ませられる強さも持たなければならないのですよね。

きっとあと数年の辛抱。
もう年齢的に無理となれば
さすがにそんなことは言われなくなるでしょう。

実家の母は・・・
実家の母だけは数年前から
「歳も歳なんだし身体もあんまり丈夫じゃないんだから
もうLA−ちゃん一人でいいじゃない」と言ってくれていました。
さすが・・・私の母。
他の人はLA−ちゃんのことを考えてもう一人というけど
母は私のことを考えてくれてるんですよね。ありがたいです。

ということは・・・
LA−ちゃんのことを考えて兄弟を作ってあげようとしない私は
やっぱり母親じゃないのかなあ。
確かによい母ではないけれど・・・
それでもここまでなんとか育ててきたつもり・・・

冗談を冗談として受け止められる心の広さを持たないと・・・
と思いながらなかなか成長できない未熟者のLA−ままです。

でも・・・でもね！！　

ああ、もうっ！

以下ヒミツっ！！